痛風・高尿酸血症は日本では1960年以前はほとんどない病であった。しかし、食事の欧米化やアルコール摂取量の増加などに伴い、年を追うごとに増加し、現在、痛風の患者数は推定30~60万人で、今なお増え、痛風の原因になる高尿酸血症も増加しています。さらに、以前は50歳以上であった痛風発症年齢も若年化し、30歳代移ってきている。こうして、食事をはじめ生活習慣と深く関わり一般的な疾病となった痛風・高尿酸血症について当サイト「痛風の症状と食事・治療」では症状、治療、食事療法について解りやすく解説しています。
尿酸排泄低下型二次性高尿酸血症
尿酸排泄低下型二次性高尿酸血症をきたす疾患や病態を熟知しつつ、治療には、尿酸排泄促進薬のプロベネシドやベンズブロマロンを使用する。
プロベネシドは多くの薬物の代謝に影響を及ぼすので、尿酸排泄促進薬としては使いづらいのが実情で、日常ではベンズブロマロンを用いることになる。